水草水槽は外部フィルターでなければ維持出来ないのでしょうか?
    60cm水槽用の外部フィルターはどのメーカーがおすすめでしょうか?
    外部フィルターから以前にはなかった音がし始めました。
    120cm水槽の外部フィルターは、大きなのを1台と小さいの2台とではどちらがいいでしょう?
    外部フィルターの水流が強い場合の弱める方法は?
    オーバーフローとかよく耳にするのですが、詳しく教えてくれませんか?
    45cm水槽に取り付けるフィルターとしては、どの種類の物がおすすめでしょうか?
    エーハイムホースと塩ビパイプの連結って出来るのでしょうか?
    EHEIM1060は、外部フィルターEHEIM2260と比べて騒音の面では違いがあるのでしょうか?



Q. 水草水槽は外部フィルターでなければ維持出来ないのでしょうか?現在、上部フィルターを使っていますがこれでは無理でしょうか?
A. 結論から言いますと上部フィルターでも水草水槽は維持できます。勿論、CO2が発散しにくいなどの理由で外部式のフィルターが有利なことは確かです。しかし、やり方次第では上部式のフィルターでも水草を育てて、レイアウトを作ることは出来ます。

まず
  1.今の水槽システムに応じた水草を選ぶこと。水草の育成範囲は個々に違います。
   育成範囲の広い水草を選んでレイアウトすることです。
  2.ライトは出来るだけ2灯以上で高演色の明るい蛍光管を使う。
   水槽の上の後半分をフィルターが覆ってしまうので明るさに問題が残りますが、
   レイアウトを工夫してカバーする。
  3.出来るだけCO2が発散しない様、水を水槽一杯まで入れて空気を巻き込まないようにする。
   効率はあまり良くないですが、上部フィルターであってもCO2を添加してやる。

やはり、上部式のフィルターの場合問題となるのは、CO2の発散と照明になりますが、水草を選ぶことによって水草水槽と呼ばれる物も作れますし維持も出来ます。


Q. 60cm水槽用の外部フィルターはどのメーカーがおすすめでしょうか?また、各メーカーの特徴みたいなのがありましたら、合わせてお願いします。
A. 60cm水槽は大きさも手頃で、各メーカーもこのクラスに力を入れて商品開発をしています。
従って外部フィルターも各社から数多く発売されています。
現在、手に入る外部フィルターとしては
     ・ワーナーランバートが扱っていますドイツの「エーハイム」
     ・テトラの「EXpower」
     ・ニッソーが扱っているイタリアhidor社の「プライムパワー」
     ・トリオコーポレーションの扱いのHAGENの「フルーバル」
     ・旧ジャレコの「ネオシリーズ」
     ・日動の「ウィズダム」
     ・コトブキ工芸の「パワーボックス」
     ・ADAの「スーパージェットフィルター」があります。

あと、コトブキ工芸が扱っていましたアメリカ製のマグナムというのもありましたが、現在ではまず新品は手に入らないと思います。

各社の特徴ですが一言で言うならば、信頼性とパーツの豊富さで「エーハイム」、「EXpower」、値段の安さでは「プライムパワー」、「ウィズダム」、「パワーボックス」、エーハイムに負けない信頼性と世界最大級のアクアメーカーが出している「フルーバル」、外部フィルターで現在唯一ヒーターが組み込める「ネオ」、象が踏んでも壊れない?買ってしまえば一生ものの体育会系フィルター「スーパージェットフィルター」というところでしょうか。

おすすめとなるとメーカーごとに特徴があり、いちがいに「これ!」とは言い難いものがありますが、個人的意見でしいて上げるならば60cmクラスでは「EHEIM NEW 2213」と「EXpower 75」でしょうか。コストパフォーマンスが高く、構造がシンプルなこと、このクラスでは十分なフィルター容量等の点でおすすめです。


Q. 外部フィルターから以前にはなかった音がし始めました。原因はとして考えられることは?フィルターはEHEIM2213で 3年半使用です。
A. どういう音なのか解りませんが、3年半使用し以前にはなかった音がし始めたということなのでヘッド部分が原因だと思います。セラミックシャフトが通っているインペラードライブマグネットの穴が擦り減って広がり、振動で音がし始めたのだと思います。

インペラードライブマグネットは消耗品なので、定期的な交換をおすすめします。そのまま使い続けると、振動でセラミックシャフトが折れてしまうことがあるので早めに交換してください。


Q. 120cm水槽に外部フィルターをセットする場合、大きなを1台使用するのと小さいの2台とではどちらがいいでしょう?その際のメリット、デメリットは?
A. 120cm水槽より小さいサイズだと1台という方が多く、これより大きくなると2台もしくはオーバーフロー等のフィルターになり、こういう点で言えば120cmは迷うサイズですね。
  
2台使うメリットとしては
    ・その内の1つが止まってもなんとか濾過は確保できる。
    ・1台ずつ日にちをおいて掃除をすれば、水槽の中の環境が変わりにくい。
    ・2台同じ物を揃えるとパーツが共有出来る。
デメリットとしては
    ・2台用意しなければならないので、1台よりは高くつく。
    ・給排水ホースが2本づつ入るので見た目の悪さと取り回しが大変な点。
    ・フィルターの置き場所を2台分確保しなければならない。

一般的に1台よりは2台の方が細かい対応ができ、値段的にもそんなに変わらないので、2台セットする方をおすすめします。 


Q. 外部フィルターの水流が強くて、水草がかなり揺れたり倒れたりしています。水流を弱める方法はありますか?
A. 水流が強すぎるとコケの発生率は高く、レイアウトも崩れやすいので何らかの方法で弱めなけばなりません。
まず、一番簡単な方法として、タップを少し絞ってみるというのがあります。あまりやりすぎるとフィルターに負担が掛かるので、「少し弱くなったかな?」という程度で止めておいてください。

次にシャワーパイプを使用すると、取り付けた反対側の草が揺れてしまうことがよくあります。この場合シャワーパイプの代わりにエルボーなどを付けて、草があまり揺れない方向に水を出してください。

その他にはプレフィルターを排水側に取り付けてみるというのがあります。これはタップを絞るのと同じなので、フィルターに負担を掛けない範囲でやってください。フィルターはセット仕立ての時は強くても、よほどオーバーサイズのフィルター取り付けてない限り、そのうちに詰まってきて程良い水流になってくると思います。

あと、強引な方法としてフィルターのインペラーの羽根を切ったり、折ったりして数を少なくするというのもあります。例えば、6枚ペラであれば3枚取って3枚ペラにしてしまう。確実に水流は落ちますが、どれくらい落ちるかわからないので、される方はくれぐれも自己責任でお願いします。勿論、これをやるとメーカー保証は受けられなくなります。 


Q. オーバーフローとかよく耳にするのですが、詳しく教えてください。
A. ご質問のオーバーフローはアクア関係ではオーバーフローフィルターのことになります。仕組みは水槽の下に置いた濾過漕の水を、ポンプで汲み上げて水槽に戻し、水槽の底から立ち上げた落下パイプからオーバーフロー(あふれる)させて、下の濾過漕に戻して循環させています。これには濾過材が全部水に浸かっているウエットタイプと、浸かっていないドライタイプ、それと両方を組み合わせたタイプがあります。海水の水槽などではよく使われます。淡水でも使われますが、ほとんどが120cm以上の大型水槽に使用されています。製品としてはあまり種類がなく、アクリルを使って注文生産されます。また、構造が簡単なため手持ちの水槽を使って自作している人もいます。

利点は別注のため好きな大きさにでき、仕切を増やせば何種類もの濾過材を入れられます。また、密閉タイブのフィルターではないので、使用中でも濾過材の掃除、交換ができます。

欠点としては水槽をオーバーフロー用の物にするか、改造をしなければならないこと。濾過漕を置く場所が限定される(ほとんどが水槽の下)ことでしょう。勿論、水槽の下でなくても置けますが、パイプの取り回し等で大がかりな物になります。それと上の水槽からの水の落下音がします。これは濾過漕にフタをするとか、キャビネットに入れてしまうことである程度押さえられます。 


Q. 熱帯魚を買い始めた初心者です。45cm水槽に取り付けるフィルターとしては、どの種類の物がおすすめでしょうか?また各フィルターの特徴なども教えてください。
A. 45cm水槽用フィルターと言っても、水槽の中身によって選ぶ物は違って来ます。例えば水草水槽だと、CO2が発散し難いフィルターを選びますし、海水魚だと櫨材がたくさん入る濾過能力の高い物を選択します。そこで、先に各フィルターの特徴を上げてみたいと思います。

   上部式フィルター
     ・構造が簡単でメンテナンスも比較的楽
     ・大体何にでも使えるオールマイティ性
     ・水槽のサイズ別に大きさが決まっていてあまり流用できない
     ・CO2が発散しやすく水草水槽に不向き
     ・ポンプの定期的なメンテが必要
     ・ポンプのモーター音が少しする
   外部式フィルター
     ・音が静か
     ・CO2が発散し難く水草水槽向き
     ・大体何にでも使えるオールマイティ性
     ・置き場所が限定される
     ・他のフィルターに比べて高価
     ・取り扱いは他のフィルターに比べてチョット面倒かな?
   内部フィルター(モーター)
     ・音が静か
     ・CO2が発散し難く水草水槽向き
     ・60cm以下の小型水槽向き
     ・櫨材が限定される
     ・モーターの発熱で水温が上がりやすい
     ・水槽内で場所をとる
   底面フィルター
     ・値段が安く構造が簡単
     ・濾過能力は比較的高い
     ・60cm以下の小型水槽向き
     ・底砂利が櫨材なのでメンテ性はあまり良くない
     ・エアーリフト式の物はCO2が発散しやすく水草水槽に不向き
     ・エアーリフト式の物は別にエアーポンプが必要
   投げ込み・スポンジフィルター
     ・値段が安い
     ・別にエアーポンプが必要
     ・櫨材が限定される
     ・60cm以下の小型水槽向き
     ・エアーリフト式の物はCO2が発散しやすく水草水槽に不向き
   外掛けフィルター
     ・取り扱いが簡単
     ・値段も比較的安い
     ・CO2も発散し難く水草水槽にも使える
     ・60cm以下の小型水槽向き
     ・櫨材は専用品になる
     ・あまり種類がなく選べない
   オーバフローフィルター
     ・上記のQ&Aをご覧ください

こうしてみると45cmクラスは、オーバーフロー以外は何でも使えます。おすすめとしては、水草水槽ならば外部式フィルター、内部式フィルター。魚中心の水槽ならば外部式フィルターと上部フィルターでしょうか。小型の魚で数が少なければ、他のフィルターでも十分だと思います。 


Q. エーハイムホースと塩ビパイプの連結って出来るのでしょうか?水陸両用ポンプEHEIM1060(いちばん大きいもの)だと確か排水が16/22で吸水が25/34だったと思うのですが、吸水側に合うパイプがあるでしょうか?
A. エーハイムホース16/22は、塩ビパイプの1番細いHi-13(紺色)もしくはVP-13(灰色)に合います。小型のフィルターによく使われる、12/16のホースに合う塩ビパイプは無いようです。もしどうしても12/16のホースに繋ぎたい場合は、ホース径に合ったニップルと呼ばれる金属部品を塩ビパイプに取り付け、ホースバンドで固定しそれに繋ぎます。

25/34のホースですとHI-20かVP-20が入ると思います。EHEIMホースの16/22は内径/外径の表示ですが、塩ビパイブのHI-20・VP-20等の表示では、数字が内径を表しています。外径はパイプの太さによって厚みが違います。HI-20・VP-20の場合ですと約2.5mmぐらいになり、外径は25mmぐらいになります。HI ・VPはパイプの最大圧の違いで、圧が掛かる所にはHIパイプを使います。今は水道の配管は殆どがHIパイプが使われています。水槽配管に使う場合は、そんなに圧が掛かりませんからどちらでも使用出来ます。


Q. 水陸両用ポンプEHEIM1060は、同クラスの外部フィルターEHEIM2260と比べて騒音の面では違いがあるのでしょうか?また、レイシーにも水陸両用ポンプがありますが、エーハイムと比べて騒音その他で相違があるのでしょうか?
A. 外部フィルターのEHEIM2260のポンプは、水陸両用ポンプEHEIM1060が入っています。同じ物ですから騒音の面では同じはずですが、ケース、カバーなどに共振するため、外部フィルターの方が比べれば少し音は大きめです。
EHEIM1060は水中使用時は静かですが(勿論それなりの音はしますが・・・)水上使用の場合は水中より音は大きくなります。

レイシーとEHEIMを比較すると、小さいポンプは両方とも静かですが、大きいポンプになるとレイシーの方が少し音は大きめでしょうか。ただレイシーは機種によっては、塩ビパイプを直接繋げるという利点があります。 

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