アクリル水槽でキャスト板の物と押し出し板の物がありますが、違いを教えてください。
    ガラス水槽とアクリル水槽、各水槽の特徴、利点、欠点を教えてください。
    120×45×45では、水槽の板の厚さはどのくらいがいいのでしょうか?
    30W×2本の90cm用ライトに、32Wの蛍光管を付けることが出来るでしょうか?
    60Hz地域で50Hzの製品の使用は危険でしょうか?
    90cm水槽でおすすめの照明は?



Q. アクリル水槽でキャスト板の物と押し出し板の物がありますが、違いを教えてください。また、どちらがおすすめでしょうか?
A. 材料が違うのと製造方法が違います。キャスト板は溶けたアクリル樹脂を、型の中に流し込んで成形したものです。押し出し板はアクリルの粒を熱により溶かして、型の隙間から圧力をかけて押し出す作成方法です。ところてんを押し出して作るのとよく似た方法です。

強度の面では分子構造が密なキャスト板のほうが優れていて、クラックも入りにくいようです。値段は製造方法と材料の違いから押し出し板のほうが安く出来ますが、現在アクリル水槽に使われる物はほとんどがキャスト板です。


Q. ガラス水槽とアクリル水槽、各水槽の特徴、利点、欠点を教えてください。例えば90cmクラスの水槽を購入するとしたら、どちらがおすすめでしょうか?
A. 90〜120cmクラスの水槽を購入する場合、必ず突き当たるのがこの問題です。90cm以下の場合は、ほとんどがガラス水槽になります。小さい水槽をアクリルで作るのは割高になります。但し、規格外のサイズ(例えば48cmとか67cmとか)の場合はアクリルで作ることになります。勿論、割高ですが置き場所に合わせた、自由なサイズを発注できます。

反対に120cm以上のクラスになると、アクリル水槽になります。120cmを越えるとガラス水槽は急に値段が上がり、アクリルの方が割安になってきます。また、大きな水槽は重さも問題になってきます。その点でも軽いアクリルで作られる方がほとんどです。

   ガラス水槽の利点としては
     ・キズが付きにくく、いつまでも変わらない透明感
     ・メーカーがたくさんあり、色々なデザインの物が選べる
   欠点としては
     ・瞬間的な衝撃、歪みによる強度に関しては、アクリルより劣る
     ・同サイズであれば、アクリルより重くなる
     ・規格以外のサイズがあまりない
     ・自由なサイズをオーダーメイドすると、アクリルに比べて割高になる。
     ・シリコンなどの劣化により水漏れが発生しやすい

   アクリル水槽の利点は
     ・mm単位で自由なサイズを発注できる
     ・衝撃にも強く、強度の点で優れていて水漏れもほとんどない
     ・ガラス水槽より軽くできる
   欠点としては
     ・ガラス水槽と反対で、とにかくキズが付きやすい

こうして見ると、欠点の多いガラス水槽より、利点が多く欠点の少ないアクリルの方が優れているように見えますが、キズが付きにくいというのは水槽にとって大事なことでもあります。あと、水槽の置き場所によっても選び方は違ってきます。例えば、マンションの上の方の階に大型水槽を置くとなると、絶対アクリルをおすすめします。上の方の階での水漏れ事故は、少し人生が変わるくらいの大変な事になります。

で、ご質問にあった90cmクラスの水槽ですが、このクラスですとやはりガラス水槽でしょうか。メーカーにとっても売れ筋のサイズなので種類が豊富で、値段的にもアクリルより安い物が多いでしょう。


Q. 120×45×45では、水槽の板の厚さはどのくらいがいいのでしょうか?
A. ご質問では水槽の材料の記載がなかったので、アクリルの場合ことをお答えしておきます。ガラスの場合はほとんどが規格品のため、あまり選ぶことが出来ないでしょう。

アクリルの場合は規格品もありますが、注文生産も多く自由に板厚も選ぶことが出来ます。120×45×45だと6×6×5(正面×側面×底 単位mm)というのが一般的でしょうか。5×5×4というのもありますが、横から見ると正面の板はかなり反って見えます。強度的にはまず問題ないのですが、やはりチョット不安になります。これより上の厚さになると8mmの板になるので、値段的に高いものになってしまいます。


Q. 30Wの90cm用ライトを、蛍光管の取り付け位置を変えて、32Wの蛍光管を付けることが出来るでしょうか?
ライトはニッソーのカラーライト900の2灯式です。
A. 30Wと32Wではグロー球も安定器も違う物で、たとえ取り付け位置を変えて蛍光管が付いたとしても多分ダメでしょう。中身も全部取り替えてしまうと大丈夫ですが、手間と費用を考えるとそこまでする意味はないと思います。もちろん、改造になるのでメーカー保証はなくなります。 


Q. 関西在住ですので60Hz地域なのですが、水槽を購入したらモーター等は50Hz/60Hz共用でしたが、蛍光灯が50Hzでした。60Hz地域で50Hzの製品の使用は危険でしょうか?
A. 50Hz用の物を60Hzで使用した場合は、電流ダウンとなり暗くなりますが、壊れることはないと思います。ですから、危険という程ではないにしてもオススメは出来ません。メーカーもこれにより故障、事故などがあった場合、なにも保証はありません。反対に60Hz用の物を50Hzで使用した場合は、電流アップとなり明るくなりますが、定格以上の電流が流れるため危険です。

いずれの場合も蛍光管の寿命は短くなりますので、地域の周波数にあった器具を使うことをおすすめします。


Q. 90cm水槽でおすすめの照明は?
A. まずADAのクリーングロウ903(32W×3)でしょうか。90cm水槽ですのでトータル100W以上ほしいところですが、たいていの水草はこれで間に合います。

90cmで理想的なのは、ソーラーU(NAランプ36Wツイン2灯装備)の2灯装備です。つり下げ灯具ですので、熱対策も充分です。メタハラのソーラーTなどもオススメですが、90cm水槽ですと1灯にするか、2灯にするか迷うところです。
あとはグランドソーラーU(NAランプ36Wツイン4灯装備)がありますが、こちらも90cmだと両端が少し光量不足気味になります。光量の点では申し分ないのですが・・・。

他のメーカーではニッソーやコトブキの90cmライト(32W×2)を2台置きます。水温が上がる場合はライトのリフトアップが必要ですが、光量の点では充分です。

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