水槽の調子の見分け方がありましたら教えてください。
    家を1週間ほど空ける事になるのですが、その間の熱帯魚のエサについてはどうすれば?
    水質でアンモニアがどうしても増えてしまいます。
    水面に油?みたいな白い幕が張っています。
    底から水が湧き出るクリスタリーノの作り方を教えてください。



Q. よく水槽の調子が良いとか悪いとか言われていますが、自分の水槽ではよく分からないので、簡単な調子の見分け方がありましたら教えてください。
A. これについては自分の水槽をよく観察するしかないですね。この場合、水槽が1本だと比較するものがないので、分かりにくいかと思いますが、毎日眺めているとそのうちになんか調子が良なってきたとか悪くなってきたとか、必ず分かるようになります。

まず、パッと眺めた時の印象、水に透明感があるか?水草がちゃんと育っているか?葉に艶やかさがあるか?魚の調子、エサを食べる様子はどうか?コケは発生していないか?など色々チェックしてみてください。水槽は同じ機材で同じように作って同じように管理していても、必ず調子の差が出てきます。

例えば当店の水草販売水槽4本は同じ機材で作って、同じように管理しているにも関わらず調子の差があります。しかし、これはお客さんが見ても分からないぐらいの差で、管理している私でしか分からないと思います。水槽の調子の善し悪しを見分けることは大切です。調子が落ちてきても、手遅れにならないうちに対処できるからです。
よく観察すると自分だけにしか分からない、ほんの些細な差を見分けられます。がんばってください。


Q. 旅行で家を1週間ほど空ける事になるのですが、その間の熱帯魚のエサについてはどうすればいいのでしょう?一応、ライトにはタイマーをつけてあります。
A. まず、家を空ける期間が 2〜3日であれば何もしなくていいでしょう。これが1週間ともなると魚の種類によっては何らかの方法で給餌が必要になってきます。大型魚の場合は1週間程度でしたらまず大丈夫ですが、問題は小型魚で育ち盛りの幼魚の場合で、人に頼むとか、フードタイマーを使うなどの方法が必要です。それと大小の魚が混泳している場合、エサが行き渡っている普段は大丈夫でも、エサ切れで小さい魚が食べられたり、つつかれたりすることがあります。

方法としては、熱帯魚のことをよく知っている人(これは結構大事です)に頼むのが一番確実で費用も掛かりません。(もちろんお土産は忘れずに)
フードタイマーを使う場合は、必ず事前にテストをして下さい。(思わぬ量が出たりします)
水草はライトのタイマーをつけてあれば問題はないでしょう。ない場合でも 2〜3日であれば、ライトを点けずにおいてください。1週間を越える場合は、やはりタイマーのお世話になることになります。

それ以外に長期間の場合、問題となってくるのが水の蒸発です。特に夏場、水温を下げるためにガラスブタをはずしてファンなどを取り付けている時は注意が必要です。水位低下でのサーモセンサー、ヒーターの露出による事故、同じく水位低下でのフィルターのポンプが機能しなくなるなどの事故が考えられます。


Q. 最近はじめたんですけど、水質でアンモニアがどうしても増えてしまいます。そういった場合の対処法はなんですか?
A. アンモニアはセット直後に検出される物質で、有用なバクテリアによって、アンモニア(NH4)→亜硝酸(NO2)→硝酸塩(NO3)と変えられていきます。ですので、濾過が出来上がった水槽ではほとんど検出されません。

水槽がセット直後ということであれば、水換えをしてください。濾過が期待できないので、水換えによって有害な物を水槽外に出すわけです。また、活性炭などの化学的な吸着濾過材を使うという方法もありますが、櫨材としての有効な期間が短くあまりおすすめではありません。


Q. 水面に油?みたいな白い幕が張っています。取り除いても次の日にはまた張ってる状態なんですけど、これは何なんでしょうか?
A. 油膜ですね。水槽の立ち上げ初期によく出ることがあります。
油膜は何故出るのか?一説ではバクテリアの死骸だとか分解されない蛋白質だとか色々言われていますが、ハッキリしたことはまだ分かっていません。完全に取り去るにはエーハイムの油膜取りをつけるしかありませんが、外部フィルターでないと取り付けられません。

油膜取りは他のメーカー(GEX)からも発売されています。こちらは上部フィルターにも取り付けられる汎用タイプです。その他ではエアーレーションをすると消える場合がありますので、CO2の添加をしていない消灯時にやってみてください。


Q. 底から水が湧き出るクリスタリーノの作り方を教えてください。
A.
コリドラスとクリスタリーノ まず、底砂は新田砂、ADAブライトサンド等の目の細かい砂を使います。あまり目の細かいパウダー状のものですと、極端に厚くしないとで砂が飛んでしまいクリスタリーノ状態になりません。

フィルターは外部フィルターを使用します。水の排出口を底砂の中に設置するとクリスタリーノ状態になりますが、この時排出口が1つだけですと水流が強いので、フィルターの流量にあわせていくつかに分岐して水を出します。
AQ-105・AQ-96 分水する部分はNISSOのテラリウム用の分水器(AQ-105)を使用するのが一番簡単ですが、自作でも簡単に出来ます。NISSOの分水器を使用する場合は排出口が8本ありますので、よほど大きなフィルターを使用しない限り楊枝など差し込むか、なにか適当な物でキャップをして下さい。

毎時の流量が500gぐらいまでのフィルターで2〜3本、1000gぐらいで4〜5本ぐらいが適当です。
エーハイムパイプ接合部 自作の場合は先をキャップしたEHEIMのパイプにNISSOのプラジョイント(AQ-96)が入る穴を何ヶ所か開け、ジョイントの先を斜めにカットして差し込みます。

出来上がった分水器にエアーチューブを取り付け、チューブとともに底砂に埋め込みます。
チューブ先端部 底砂が厚めの場合には、チューブの先に折れ曲がるストローを曲がる部分でカットし、上に向けて取り付けます。

薄い場合は何もつけず、そのまま横に這わしても大丈夫です。
注意点はフィルターの流量に対して十分な穴(本数)を確保すること。流量に対して出水の面積が少ないとフィルターに負担がかかります。あとはチューブに水アカが付きますので、定期的な掃除・取り替えが必要になります。エアーチューブは内径が小さいので、水アカが少しでも付くと極端に水量が落ちます。

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